病気相談

過去の病気相談で内容は以前「治療院コム」で(池田@群馬県・秋森@群馬県・中村@京都・酒井@千葉県・三瓶@福島県・牧@愛知県)で行っていたものを含みます。

スポーツ障害

太もも(ハムストリング)の肉離れは選手にとって致命的ともいえる悲惨な状況に陥ることが多いです。しかし、焦って練習を早期に再開すると再発する恐れもあり、慎重にかつ丁寧なケアが求められます。通常、ある一定期間の治療後は無理のないストレッチを開始し、徐々に筋肉の柔軟性を高めていきます。筋力と柔軟性を同時につけていかないと、無理がかかって断裂を起こしますので、気をつけてください。

肉離れを起こした筋肉はその部分が細くなっていたり、引っかかりやコリコリした部分があります。鍼灸はその部分に刺激を加え、時に組織を破壊しつつ再生を図ります。

スポーツ選手に対する鍼治療

プロの選手、特に競輪やスピードスケートの場合、一般の方と比べると数倍も太く強靭です。しかし、筋肉の左右差が出てしまうことでバランスを崩してしまうことがあります。筋肉管理とバランスにはとても気を使っています。そこで鍼で血行を促進したり、緊張を緩めたり、筋繊維を太くしたりして修正をしています。

新体操に鍼灸が有効!

全国的にみて、千葉は新体操が盛んです。そして鍼灸を利用している方が多くいます。

新体操で一番多い障害は筋腱のオーバーユーズ(使い過ぎ)によるものと関節部位の炎症などです。
筋肉や関節の痛みはすぐに取れ、柔軟性が高まり関節可動域が広がることです。

  • 足底筋膜炎
    足を着くと激痛が走る。
    飛んだり跳ねたりといった負荷は下肢の筋肉に過大な負担がかかります。特に足底は痛めやすく、ストレッチなどを行っても痛みがなかなか取れません。
    このような場合、当院では直接足底の筋肉に鍼を刺し通電を行った後に超音波治療を行います。足の底は痛いだろうと思われますが、刺入時の手技(テクニック)により痛みはほとんど感じません。
  • 股関節痛
    新体操では通常の可動域を超えて関節を開きます。当然、疲労などで筋肉が硬くなっていたりすると関節周囲に付いている靭帯等を痛めます。
    当初炎症が生じますが、数日すると靭帯は硬くなり、そのために痛みを発します。このような場合、鍼をすることで柔軟性が回復し痛みが取れますので、治療後困難だったポジションをとってもらうと容易に動くようになります。かなり即効性があります。
  • 腰痛や背部痛
    体幹の筋肉を多く使いますので、当然背骨を支えている筋肉に過大な負担がかかり痛みが起こります。
    練習によって筋肉が発達強化してくれば痛みは消えますが、短期的に筋膜の炎症や背骨の際に付いている靭帯の炎症などにより強い痛みが出ることがあります。
    発生間もなくだったら氷で冷やしたりテーピング等もしますが、鍼をしてしばらく安静にしていると回復が早まります。
  • その他
    適応するケースはたくさんあります。特にメンタル面でいい結果が出ています。
    私は選手に帯同することはしませんが、海外に飛びたつ前に必ず寄って下さる選手も多いです。協会派遣の選手などは専属のトレーナーがいますので、個人的に内緒で治療したりケアしたりしています。今は世界中何処にいてもスカイプとか、メールが使えますからね。便利になりました。
  • 円皮鍼とキネシオテープで効果持続
    毎年行っている富里のスイカロードレースや成田POPランなどのマラソン大会の選手達に鍼治療を行っていますが、円皮鍼という丸いテープに1mm程の細い鍼が出ているものを使用します。治療前にストレッチをしていただき、どの程度曲がるのか、どこら辺で痛みを感じるのかを調べ、それらを改善するために経絡や筋肉の層に沿って円皮鍼を何枚か貼ります。治療後同様の動作をしていただくと、改善されていますので気持ちよく走れますし、貼っていない時と比べて疲労回復が早いようです。
    フルマラソンの時などは30キロ付近からの減速が生じにくいという声も多くいただいています。メンタル面でもいい効果があるのではないかと私は思っています。
  • 千葉鍼灸学会で瀬尾港二先生のご講演
    新体操の分野では有名なトレーナーとして鍼治療を行っている第一人者である東京衛生学園専門学校の瀬尾先生に千葉鍼灸学会に来ていただき、講演をお願いしました。

 

2017/02/16 スポーツ   sakai
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