本来4本の足で支えられる体重を足だけで支えているわ
けですから、その分体重の負担が常に膝にかかっている
ことになります。さらに、運動をすることによって体重
の何倍もの力が加わります。2本足歩行の人間にとって
は宿命的ともいえるのが膝の病気でしょう。
当然長い年月の間には膝の中にありクッションの役割を
している軟骨が変形(変形性膝関節症)したり、スポー
ツ障害(捻挫・ジャンパー膝・半月板損傷・内側側副靭
帯炎など)で膝をひねったり衝撃が加わると膝の軟骨や
靭帯を痛めます。
腫れると痛みと共に水がたまる状態もよくおこりますし、
慢性化してくると、膝の周囲の筋肉が硬くなったり委縮
して、このあたりからも痛みやだるさがおきてきます。
この病気に、鍼灸の治療はとても効果的で早く回復しま
す。少しぐらい水が溜まっていても、膝の炎症が鍼で鎮
まれば自然に身体に吸収されて無くなります。
また、関節の滑膜に慢性的な炎症を起こす慢性関節リュ
ウマチによる膝の障害もあります。この炎症が繰り返さ
れると関節の破壊が進み最後には骨と骨が癒着し固まっ
てしまいます。こうなってしまっては周囲の筋肉に対し
ての治療と進行を抑える治療が主体になりますが、でき
ればそうなる前に来院してください。
いずれにしても、初期段階の治療が効果的なことはいう
までもありません。