猫背で常にあごがあがったような姿勢をとっていると首
から肩にかけてつらくなります。もともと斜頚など背骨
の変形があっても痛くなります。
気管支喘息や首から上の器官(目・鼻・歯・耳)の病気
が原因で痛くなることもあります。頚(緊張)性頭痛と
いって、首の筋肉の緊張から頭痛がおこることもあるの
です。実は脳神経外科をおとずれる患者さんの大半がこ
の病気だと病院内で働いている鍼灸師から聞いたことが
あります。
寝違いは、睡眠中の不自然な姿勢のためにおこる捻挫で、
首の筋肉に疲れが溜まったり精神的に緊張した状態(歯
ぎしりなどもその徴候)が寝ていても継続していたりす
るとおこりやすいです。
また首は可動域が大きいので、そのなかでも最も動きの
大きい頚椎の第5〜7番の骨に負担が集中し、長い間酷
使していると、ここの椎間板や骨に変形がおきてきます。
かなり変形が進行しているような場合は、それを食い止
めたりまわりの筋肉の緊張や炎症をとり痛みを和らげる
程度の効果しか期待できないかもしれませんが、寝違い
などでは1度の治療で回復するようなことも多く経験し
ています。
昔から、鍼灸院に来られる患者さんの多くが「肩こりと
腰痛」だということからも、鍼灸の治療はこれらの病気
にとても効果的だということがおわかりでしょう。