得意とする治療

得意な疾患

不妊症(子宝)の鍼灸

古くから行ってきた逆子治療に加え、最近は不妊治療から出産後の体調回復、産後うつまで幅広く対応しています。また、漢方薬や薬膳茶などを組み合わせることによって生活の質を高める事が可能です。鍼灸治療に関しては(公社)全日本鍼灸学会の研究などを基に漢方の理論と組み合わせ当院独自の方法を行っています。

資料:全日本鍼灸学会雑誌 >>J-STAGE

不妊鍼灸問診表

問診表

クリックするとPDFファイルが出てきます。>>問診票

診療にあたって前もって知っておきたいことを表にした専用の問診表を作りました。他にも漢方薬を併用したい方には漢方問診表もありますが、これは舌や脈、お腹を診て記入しますので、お出でいただいてから記載します。

千葉鍼灸学会で全国より講師をお招きして勉強会を随時開催

<<一部紹介>>

平成22年1月

『生殖医療時代と鍼灸治療』

小井土善彦先生(森ノ宮医療大学非常勤講師/せりえ鍼灸室院長)

 「インターネットで調べたら、不妊症に効くツボがあると書いてありました。そちらでは、そのような治療をしていますか?」そんな問い合わせが寄せられます。「不妊」だけで733,000件、「鍼灸」を加えて検索すると187,000件、ウェブ上では様々な情報が飛び交っています。
 2006年に2万人近い子どもが産まれた高度生殖医療の現場では、患者さんを中心としたチーム医療体制づくりが求められています。
 妊娠を希望している人と言っても個々の考え方やニーズも様々です。不妊の原因、治療のステージ、年齢など考慮しなければならないこともたくさんあります。
 一方、不妊症に対する鍼灸治療の報告も少しずつ増えてきていますが、実際の患者さんにどの治療法が適しているかを選択することは難しいのが現状です。
 そのような状況の中で、チーム医療の一員として鍼灸師も理解しておきたいことをまとめ、症例報告を交え実践している臨床をご紹介します。


日本における不妊治療の現状から患者心理を把握することの重要性、更には難治性不妊の陥っている負のスパイラル。不妊治療は鍼灸だけでは成功しない。心理的アプローチを含めたチーム医療体制の確立が必要である。安易に鍼灸の過大な効果や自然妊娠の期待を持たせてはいけないといった警告も踏まえた上で鍼灸による治療法等についてのお話をしていただいた。

平成22年1月

『骨盤位に対する鍼灸治療の取り組み?とやまプロトコールについて?』

菅野俊輔先生(亀田総合病院東洋医学診療科/亀田鍼灸院院長)

 骨盤位はその多くが帝王切開となり、生涯自然分娩を経験できないことになりかねない。そのため安全な矯正法の確立が待たれているが、現行の方法も十分とは言い難い。
 我々は従来の方法に改良を加え有効性を高めた「とやまプロトコール」を策定した。その有効性、安全性について報告する。
 「とやまプロトコール」導入以後、妊娠30±2週に施術開始した対象群で97.3%の改善を得た。安全性についても治療に伴う有害事象は見られなかった。我々の「とやまプロトコール」は逆子の鍼灸治療として有効であり、また安全性に関しても問題ないと考えられた。今後、この方法を広く普及するにあたって考えられる問題点についても若干の考察を加え報告する。


菅野先生に始めてお会いしたのは富山の学会でだった。そこでとやまプロトコールのことを知り、経穴方法の着眼点の面白さとすばらしさに感銘を受けた。また、子宮に直接影響を与えるこの方法は不妊治療にも十分応用できることで、合わせて病院での運用についてお話を伺いたくてお呼びした。なおその後「亀田メディカルセンター不妊生殖科(ARTセンター)」へ不妊治療は移り、当院への紹介もあり、ここでの取り組みについても興味のあるところである。

平成22年5月

『不妊治療の臨床とWebや講演会等による普及活動について』

酒井茂一先生 (千葉鍼灸学会会長)

 「子宝(不妊)鍼灸とは?」を実際の臨床を通じてどのように取り組んでいるかをご紹介し、併せて、子宝(不妊)鍼灸を広めるための普及活動の取り組みについてもご紹介します。


自らのことを書くのは恥ずかしいのですが、成田市が毎年開催している「健康・福祉まつり」においても講演した内容を詳しく<<こちら>>で不妊鍼灸に関する私の考え方と取り組みということでご紹介いたします。

平成22年9月

『女性治療におけるQOL評価の重要性?PMSを中心に?』 

志茂田 典子(東京福祉大学非常勤講師・AR乃木坂鍼療室院長)

 女性のQOLに影響を与えるもののひとつに月経随伴症状がある。様々な生理的指標の中でも、月経随伴症状は、定量化しにくいもののひとつである。さらに、その困難度は、日常生活やその時々の心理状態によって影響を受けやすい。
 我々は、患者の言葉から、経過報告を受け、それを治療にフィードバックしていくが、患者自身も自らの言葉を自分自身にフィードバックすることで、自分自身の心と身体と症状についての理解を深めることができる。今回は、月経随伴症状に対するQOL評価という視点から、PMSメモリを用いて検討してみたい。


同姓でなくては理解が十分ではないことも多いと思うが、婦人科疾患の研究に共に携わっていただきたくて都内開業にも関わらず千葉の鍼灸学会に副会長兼学術部長としてお呼びした。当会は先生でもっているようなもの。そして、現在はパーキンソンや認知症など脳由来の病気にも中心的存在として関わっていただいている。

平成22年9月

『鍼灸によるストレス緩和効果:光脳機能イメージングを用いた研究』

酒谷薫先生(日本大学医学部脳神経外科学系・光量子脳工学分野教授)

 我々は、光脳機能イメージング法を用いて、ストレスの神経生理学的メカニズム及びアロマテラピーや鍼灸によるストレス緩和作用について研究している。
 メンタルストレス負荷時に右前頭葉が左前頭葉よりも強く活動する例では、交感神経系機能が亢進し易く、また顔面の皮脂分泌量やアクネ菌量が多いことを明らかにした。さらに、右優位の活動パターンを示し、皮脂分泌量の多い例に対してアロマテラピーを1カ月間行うと、左優位の活動パターンに変化し、皮脂分泌量が低下することを見出した。
 一方、鍼刺激(合谷)では交感神経系の抑制と副交感神経系の亢進を示し、リラクゼーション効果が得られたが、前頭葉の活動パターンには一定の傾向を見出すことができなかった。
 このことは、鍼灸によるリラクゼーション効果はアロマテラピーと異なり、前頭葉の関与が少ないことを示唆している。


子宮は脳に支配されており、妊娠には脳の特にストレスの関与が大きく無視できない。そこでメンタルストレスとリラクゼーションの神経生理学的研究で有名な酒谷教授をお呼びしてお話を伺った。我々は以前、千葉大の下山教授のお力をいただき脳波やf-MRIで鍼が脳に与える影響を長期にわたって研究したことがある。非常に興味のあるテーマだ。

子宝温灸(不妊の灸)

何年も試行錯誤を重ね、やっとこのような形に行き着きました!素焼きした陶器製で、これを作るために院長は陶芸工房を作ってしまったほどです。趣味のサイト >>陶房「鼎」

onjyaku2.jpg温灸用もぐさを直径1cm程度(梅干しくらい?)に丸めて火を点けて放り込みます。皮膚にあてると器全体が温まり、心地よい熱が伝わります。熱すぎたら少しずらし、冷めてきたら次のもぐさに火を点け続けて投入し、毎日10分から30分ほど下腹部(丹田)や腰を温めてください。続けていると基礎体温などが変化してきたりします。

施灸が終わったら、火が消え容器が十分冷えたのを確認してから中の燃えカスを捨ててください。なお素焼きの目地に燃焼した際に出るもぐさオイル(薬功あり)が染み込んでいますのでカビたりしない限りは容器は洗わないでも大丈夫です。

不妊治療以外にも冷え・ストレス・生理痛・頭痛・肩こり・腰痛や疲労などにも効果的です。

たくさんの方々に使っていただき「子宝温灸」を広めたいので利益は度外視!

価格は、伊吹山のふもとでもぐさを作り続けて110年老舗の業務用もぐさ専門メーカー「山正」の良質の国内産「伊吹もぐさ」を約10回分お付けして750円です。(7,500円ではなく750円です)

当初は当院での治療だけに使用していたものですが、自宅でも継続してやりたいという声が患者様から多く寄せられましたので、今は成田「空の駅さくら館(http://www.soranoekisakurakan.com/)」でも子宝温灸器として置かせてもらっています。

温石

具体的なツボの場所を知りたいときは成田市不動ヶ岡「酒井はり灸院」に温石持参でお出で下さい。購入された方には無料で取穴いたします。なお、この温灸器は主に背中やお腹を温めることを想定して作っています。真横にしてももぐさがこぼれないようには作ってありますので、他の場所でも問題はありません。ですが、場所やケースによっては使いずらい場合もあるでしょう。そのようなことがあれば、ご相談ください。1つ1つ手作りですので、形や大きさなど様々なニーズに合わせてご要望に応じます。

※郵送をご希望の場合は

素焼きの温灸器が550円に温灸用もぐさ(30g)200円がセットで、送料は別にかかります。

振込み先:郵便局の郵便振替
加入者名:東洋医療研究所
口座記号番号:00180-8-168865
通信欄に「子宝温灸器」とご依頼人蘭にお届け先住所とお名前を書込み、送料を含めた金額を振込んでください。確認でき次第お送りいたします。送料込の価格の確認は事前に「お問い合わせ」からお願いいたします。関東でしたら定型外郵便で400円ですから合計で1セット1,150円になります。複数個の注文の際は重さや大きさによって送料が変わりますのでご相談を。

※業者様への販売に関して

同業者や薬店様にはご要望があれば温灸器のみの販売も可能ですが、一度に大量のご注文にはお応えできません。なにしろ手作りですので事前にご相談願います。また、利益度外視で作っていますので、卸値等の設定は考えていません。ご了承ください。

以下の温灸器はオーガニック料理と薬膳カフェバーをされている都内のお店から注文をいただいて制作したもので、お店の名前が押印してあります。モグサだけでなく同時にハーブを少し入れて香りを楽しむといいそうです。

癒しの温石

< 前の記事     一覧へ     後の記事 >